建設の仕事 ジョブ一覧
建設業にはどんなジョブがあるのかを紹介する「建設の仕事 ジョブ一覧」。だけど、まずは最初は基本となるジョブのカテゴリーについて説明したい。
まず、建設の仕事は「土木」と「建築」に大きくわかれる。道路や橋、トンネルなんかの社会基盤をつくるのが「土木」、家や学校、ビルなんかの建物をつくるのが「建築」だ。
ちなみに土木は英語で「シビル・エンジニアリング」といって、直訳すれば「市民工学」となる。建築なら「アーキテクチャー」で、こちらはそのまんま「建築」を指す。
続いて重要なのが「技術者」と「技能者」。ちょっと難しくなるけど、現場のの品質や工程、原価などの管理をして、工事が計画通り進むようにマネジメントするのが「技術者」、重機の操作や大工、左官などの実際の作業をする職人さんたちが「技能者」だ。
これは結構知られていないことで、一般的に建設の仕事でイメージするのは「技能者」のことが多い。でも建設の仕事は「技術者」がいないと始まらない。技術者には「施工管理技士」という必須の資格があって、これは難関の試験をクリアしないとなれない国家資格だったりする。
それじゃあ、次回から「土木」「建築」、「技術者」「技能者」にどんなジョブがあるのか、ひとつずつ見ていこう。
更新日:2017.05.31 Wed