建設の仕事は、建設現場で管理や監督をする「技術者」と、実際に体を使ってものづくりをする「技能者」に分かれている。ずーっと前にこのヤングマンでも「エンタメ」で取り上げたけれど、今回はもう一度、技術者と技能者の部分を復習しよう。
「技術者」は、工事のスケジュールや品質、コスト、安全などを現場で管理したり監督する。工事の前の調査をしたり、土木・建築工事の設計図をつくる仕事もある。デジタル技術を活用することで力を使わず、女性も活躍している仕事も多い。
「技能者」は、技術者をリーダーにしてチームを組んで、高いところもへっちゃらの「とび工」、建設機械を操る「オペレーター」、道路のアスファルトなどを整える「舗装工」、電気関連の工事を担当する「電気工」、空調や排水のための管工事をする「配管工」、木や花を植えたり庭をつくる「造園工」などの職人に分かれる。
建設業は、こうしてそれぞれがさまざまな職人技を使ってチームを組み、一丸となって「地図に残るような仕事」を達成している。
更新日:2022.02.28 Mon