春になった。今年の長野県はあまり大雪が降らなかったが、それでも雪が降らない冬はない。そして雪が降って道に積もれば、車を使うのも歩くのも大変だ。
そんなとき、僕らの街を「除雪」しているのは、実は地域の建設業だ。雪が降る季節は朝も夜もなく大雪に備え、道路に積もりそうなときは除雪機を借り出して出動する。大雪が降っても、翌朝にはちゃんと道路を使って仕事に行け、道を歩いて学校に行けるのは建設業が除雪をしているからだったりする。
そんな建設業では、春になると除雪機の運転講習を開いている。今年も4月7日に、長野県佐久建設事務所との県建設業協会が共催で運転者講習を開いた。
使ったのは除雪ドーザー4台と除雪ロータリー3台。長野県建設業協会の会員企業から32名が参加し、次の冬の雪に備えた。こうして僕らの生活は、雪から守られている。
更新日:2022.05.31 Tue