長建ヤングマン 長野県の暮らしを支え、守る建設のヒーローたち

「令和元年東日本台風」から3年

2019年10月の「令和元年東日本台風」災害から3年が経過した。決して忘れてはいけないものなので、今年も長建ヤングマンではしっかり伝えていきたい。

さて、令和元年東日本台風で受けた被害に対する復旧工事は、国の分は今年3月末までに完了し、県分も97%まで完了している。僕らのまちは、ついに復旧を果たしたといって良いだろう。

だけど、災害は激甚化している。いつまた、同じような台風や大雨が僕らを襲うかわからない。だから、3年前の台風の被害から見えてきた課題を生かし、より災害に強い地域をつくらないといけない。それに向かって現在、国と県、流域市町村とで進める「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」が、千曲川・犀川で進んでいる。

写真は、この東日本台風による増水で破堤した長野市穂保地区周辺、立ケ花橋~村山橋間の左右岸の堤防だ。いま、立ケ花の狭窄部によるせき上げの影響を低減させるために「粘り強い河川堤防」の整備が進む、同プロジェクトの最前線となっている。

これから進むプロジェクトによって、東日本台風と同規模の洪水が生じても、災害が防げる堤防強化や河道掘削、遊水地の整備などが進んでいる!

更新日:2022.10.13 Thu

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